客室乗務員殺害の被告、逃亡中に子供もうける【香港―社会】

2013年12月に香港ドラゴン航空客室乗務員の陳曼儀さん(当時26歳)が殺害後にクローゼットの中に遺棄された事件で、元交際相手の男(30歳)に終身刑が言い渡された。5月12日付香港各紙によると、5月11日に高等法院で開かれた裁判で殺人罪と窃盗罪(殺害当日に被害者の携帯電話と現金1200ドルを盗んだことによる)が成立した。被告の弁護人は、被告には逃亡中に中国本土で恋人との間にもうけた2歳半の息子がおり父親が一生いないまま成長させるのはかわいそうだと主張したほか、被害者と遺族に詫びる気持ちがあるとして酌量を求めたが、裁判官はこれを却下。裁判官は、被告は殺人という非情な犯行に及ぶ前に一度、被害者への恐喝行為で1000ドルの罰金刑を受けているにもかかわらず反省していないと指摘。さらに、被告は嫉妬深く強欲だとしっ責し、終身刑を言い渡したという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180423_9422/

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