ペニンシュラ好調、客室稼働率8割達成【香港―経済】

世界でホテル経営を手がけている香港上海大酒店が第1四半期の業績を発表、昨今の観光客の増加を受け、傘下の香港ペニンシュラホテルの客室稼働率が大きく上向いたことがわかった。5月10日付香港各紙によると、1室あたりの平均宿泊費が5883ドルと前年同期比で21%も上昇、稼働率も同4ポイントアップの80%に達したという。これは過去最高だった2013年の平均宿泊費6212ドルと稼働率84%に次ぐ高い数字を記録したことになる。また同社の事業は香港以外のアジア地区でも好調で、宿泊費が同10%上昇の2699ドル、稼働率は同2ポイント上昇の70%となっている。バンコクと北京のペニンシュラがけん引役となった結果だが、同社は海外市場への進出も積極的で、2021年のロンドンに続き、イスタンブールやヤンゴンでの開業も予定されている。ただ、20年来の悲願だったインド進出について同社のマイケル・カドゥーリ会長は「協力企業との交渉が難航している。機が熟すまで待ちたい」と慎重な姿勢をみせた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180423_9426/

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