10日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比273.08ポイント(0.89%)高の30809.22ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が48.52ポイント(0.40%)高の12233.96ポイントとそろって4日続伸した。売買代金は931億7000万香港ドルにやや拡大している(9日の売買代金は842億8000万香港ドル)。原油高が追い風。昨夜のWTI原油先物は3.0%高と急反発し、約3年5カ月ぶりの高値を付けた。イラン核合意から離脱した米政権は、同国への経済制裁を再開すると決定。原油相場の先高観が強まる状況だ。石油関連銘柄に買いが先行している。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180510_10172/