公民党の梁家傑・主席と楊岳橋・代表は先ごろ米国に赴き香港への干渉を要求した。5月9日付香港各紙によると、2人は米国時間7日にアジア協会政策研究所が主催した円卓会議に出席。梁氏は国務院の発表した「1国2制度白書」や高速鉄道の「一地両検」、「セントラル占拠行動」の学生リーダーが有罪となったことなどを挙げて「中央は基本法と中英共同声明を履行せず、香港人に民主と普通選挙を与えない」などと指摘し、米国がより香港に関心を注ぐよう求めた。さらに8日にはスーザン・ソーントン国務次官補(東アジア・太平洋担当)、下院議員で民主党のナンシー・ペロシ氏とそれぞれ会談した。2人の訪米に対し全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の呉亮星氏は「すでに返還から20年になるが、いわゆる民主派の中には英国統治時代に執着し、米英の代弁者を担うことを望み、香港をおとしめている者がいる」と批判した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180207_7076/