政府機電工程署は6月8日、今年3月にランガムプレイスで発生したエスカレーター事故に関する調査報告を発表した。によると、エスカレーターの駆動チェーンが金属疲労で断絶していたほか、監察装置が稼働しておらず、エスカレーターが逆方向に動いたことが分かった。上昇を牽引する動力を失ったため、乗客の体重の重さを受けて下方向に進んだものとみられている。当局では、定期検査の登録とメンテナンスを担当したエンジニアが安全な運行を確保しなかったと指摘。2人のエンジニア登録を6カ月間取り消す処分を決めた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17144