株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントはこの度、2018年第3四半期の中国(上海・広州)のホワイトカラー人材紹介市場の動向を纏めた。中国では10月1日から個人所得税改革が施行され、基礎控除額の引き上げや付加控除費用の取り消しなどの施策により社員の手取り給与が上昇した。一方、手取り給与保証をしている企業では、上記の改革を受け給与増を求める社員の声も出始めており、労務規定を税込給与保証に変更するなどの対応を急ぐ企業も少なくない。求人に関しては、上海・深セン地区でのR&Dセンターにて、ロボット技術者やAI技術者などの人材を求める中国民営企業が増加している。また、最近では日本企業が中国在住の中国人の転職希望者を日本国内で就業させる目的で採用し、数年間日本で十分な経験を積んだ後に中国の1級・2級都市での拠点設立のタイミングで幹部として赴任させる動きも出始めている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180731_12321/