UBS、住宅価格の10~15%下落を予測【香港―経済】

スイスUBS傘下の瑞銀財富管理のMark Haefele首席投資総監は10月24日、香港の住宅価格が1年以内に10~15%下落するとの予測を示した。25日付香港各紙によると、Haefele氏は「過去数年、経済成長と供給不足、低金利の3大要素によって住宅価格が引き上げられて来たが、UBSは2015年以降一貫してバブル状態と評価してきた」と指摘。香港の域内総生産(GDP)伸び率と住宅価格の動向は強い結びつきがあり、米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速によって香港の住宅価格は8月18日をピークに約2%下落したという。年初からの住宅価格伸び率も14.3%から12.4%に縮小し、15年以降で初めて下落に転じた。このため今後6~12カ月の住宅価格の動向予測を、8月に発表した5~10%下落から10~15%下落に下方修正した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181010_14191/

 

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