特区政府発展局の黄偉綸・局長は10月18日、施政報告に盛り込まれたランタオ島の東側に人工島を建設する構想について解説した。19日付香港各紙によると、黄局長はこの構想がすでに6月に浮上していたことを明らかにし、「土地不足の問題は深刻であるため施政報告の中で行政長官が提示することを決定。早ければ来年第1~2四半期に計画準備の研究について立法会に予算申請を行う」と説明した。埋め立ては段階的に行い、ランタオ島東側にある交椅洲周辺での1000ヘクタールを第1段階とするため、準備研究はこの範囲に重点を置く。第2段階の喜霊洲周辺での700ヘクタールの埋め立てについては基本データを収集することを目的とし、長洲島以南の海域は適宜カバーするという。また黄局長は、長期的には葵涌コンテナターミナルの移転先として長洲島以南の海域が有力候補なるとの見方を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181018_14461/