特区政府統計処は9月19日、2018年7~9月の失業率(速報値)を2.8%と発表した。前月発表(18年6~8月)と同じだった。不完全就業率は前月発表に比べ上昇して1.2%となった。就業者数は前月発表より約7800人減って約387万4600人だった。労働人口は約7400人減って約399万2400人、失業者数は前月発表とほとんど変わらず約11万7800人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は、「失業率は2.8%を維持し、就業者数の伸びは安定している。前月発表と比べると各業界の失業率の変動は同じではないが、いずれも変動の幅は軽微である」と評価。また「大部分の主なサービス業の失業状況は1年前に比べ改善しており、中でもホテル、室内装飾、改修・メンテナンス、情報、通信、小売りなどの業界の失業率は好転が目立つ」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180919_13567/