立法会補選、劉小麗氏が出馬資格得られず【香港―政治】

11月に行われる立法会補欠選挙(九龍西選挙区)について選挙主任は10月12日、自決派の劉小麗氏の立候補届け出の無効を通知した。13日付香港各紙によると、選挙主任は通知書で多くの新聞報道を引用し無効を決定した3つの証拠を提示。2010年7月に香港衆志や朱凱迪氏と発表した共同声明で「香港独立を香港人の前途自決の選択肢として守らなければならない」と述べていたため、選挙主任は「劉氏は中国が香港の主権を擁することを受け入れていない。香港独立を選択肢とすることをはっきりと表明している」と判断したことなどを説明。さらに補選への出馬を表明した後に「香港独立を支持しない」と表明したり、出馬表明直前に小麗民主教室のウェブサイトから綱領を削除したことなどは「選挙主任に不利な決定を下されるのを避けようとした戦略にすぎない」と指摘した。劉氏は12日、行政長官弁公室前で抗議を行い、劉氏の代替候補として同日に立候補を届け出た工党の李卓人氏も出席。さらに13日には特区政府本庁舎前で李氏への投票を呼び掛ける集会を行い、約200人が参加した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181008_14111/

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