1973年開業の銅鑼湾の高級ホテル、エクセルシオール香港(怡東酒店)のオフィスビルとしての建て替えが決定、その45年の歴史に幕を下ろす。10月10日付香港各紙によると、親会社である文華東方(マンダリンオリエンタル)グループは、昨年から同ホテルをオフィスとして売却の方向で模索していたがのちに撤回、自社による再開発に落ち着いたという。ホテルとしての営業は2019年の3月末まで。2025年の竣工を目指し、約50億ドルが投じられ、26階建て総面積68万4000平方フィートの高級オフィスビルに生まれ変わる予定だ。ちなみに銅鑼湾名物のヌーンデイ・ガンだが、文華東方の親会社であるジャーディン・マセソンの所有で、同ホテルの真向かいにあるのは同地がジャーディン・マセソンの倉庫跡地だった名残りである。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170607_9679/