香港アジア映画祭(香港亜洲電影節/Hong Kong Asian Film Fesival 2018)の注目作品は、マレーシア出身のウィ・ディンホー監督の台湾映画『幸福城市(Cities of Last Things)』、韓国のイ・チャンドン監督が村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を映画化した『焼失楽園(Burning)』、カンヌ映画祭コンペティション出品で話題になった濱口 竜介監督の『寝ても覚めても(Asako I & II)』などがある。クロージング作品には岩井俊二監督、ピーター・チャン(陳可辛)プロデュースの中国映画『你好,之華(Last Letter)』が選ばれている。同映画祭は香港の新しい映画人発掘を使命とし、これまで数々の香港人映画監督が同映画祭でキャリアをスタートした。今年は3人の香港人新人監督が出品しており、これからの活躍が楽しみだ。11月6日(火)~25日(日)、7カ所の映画館で上映。オールナイト上映や無料上映も。詳細は公式サイト(www.hkaff.asia)を参照のこと。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180712_11749/