香港理工大学では掲示板での「香港独立」宣揚をめぐって学生がハンストを行う騒ぎとなっていたが、１０月７日に大学側と学生会代表が合意に至った。８日付香港各紙によると、理工大学生会は「セントラル占拠行動」４周年を記念して掲示板の半分を専用のメッセージボードにしたが、一部学生が「香港独立」のスローガンを張ったことから大学側が掲示板の半分の管理権を回収し同スローガンを赤い紙で覆った。これを受けて学生会が教職員室に押し掛けて抗議するなどで混乱を招いたほか、５日から学生２人がハンストを開始し掲示板の管理権返還を要求した。８日午後に大学側が学生会代表と合意に達したと発表。掲示板の管理は従来の方法に戻すこととなり、双方はガイドラインに沿って管理することに同意した。学生２人は４４時間に及んだハンストを中止、学生会は校内に張られた「香港独立」に関連したスローガンや関連のものをすべて片付けることを承諾した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180906_13187/
