キャセイパシフィック航空(国泰航空)がキャビンアテンダント(CA)の定年退職年齢を60歳に延長すると発表した。10月6日付香港各紙が報じた内容では、これは経営側と組合側の合意によるもので、来年年明けから定年退職が条件付きながら現行の55歳から5年延びることになるという。その条件というのが会社からの減給の申し出を受け入れること。役職により異なり3~9%程度の減給になるが、経営側では減給を受け入れても昇給の機会はあると説明している。なお対象者は全員ではなくCA全体の75%までで、個別の申請を受け付けて決定される。同社の前回の定年延長は2008年で、この時に45歳から55歳に引き上げられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180605_10779/