林鄭月娥・行政長官が10月10日に発表する施政報告(施政方針演説)では土地・住宅政策に重点が置かれるが、埋め立てについては5カ所の候補地が挙げられるもようだ。4日付香港各紙によると、施政報告では香港島とランタオ島の間の中部海域に建設する人工島の実現を検討することに言及するほか、沿海部の埋め立て候補地として新界西北部の竜鼓灘、新界東北部の馬料水、ランタオ島の小●湾と欣澳の4カ所の計画・工程研究が盛り込まれる。5カ所合わせて1400~1490ヘクタールの土地が供給できる見込みだ。また公共住宅と民間デベロッパーが開発する住宅の割合は長年にわたり6対4が維持されてきたが、この割合を調整して公共住宅の比率を拡大する可能性がある。林鄭長官は7月の返還記念レセプションの後で記者会見した際に6対4を7対3に変えることに言及していた。鉄道の周辺開発についても一定の割合で公共住宅を建設することも検討されており、土地供応専責小組の黄遠輝・主席が3日に出演した番組で同意を示していた。【●=虫へんに豪】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180830_13037/