工党は9月23日、特別党員大会を開催し11月に行われる立法会補欠選挙の候補として劉小麗氏を推薦することを決定した。24日付香港各紙によると、劉氏は今年半ばに工党に加入したばかりだが、劉氏が同党の名義で出馬することを全会一致で可決。さらに劉氏が何らかの理由で出馬できなくなった場合は執行委員会に他の候補者の推薦を委ねることも決まった。これらは李卓人氏が代替候補として出馬する障害を取り除くための対策といえる。劉氏の加入は「選挙のための政治結婚」ではないかとの指摘に対し工党の郭永健・主席は「劉氏と工党はこれまで一貫して各種議題で協力しており理念は近い。左翼勢力は団結しなければならない」と強調した。一方、劉氏は「現在のところ選挙ムードが盛り上がっていない」ことを認め、今後、デモ行進、集会、街頭演説などを行ってムードを盛り上げていく意向を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180924_13761/