iPhone転売市場崩壊、損金300ドルも【香港―経済】

香港でも9月21日に販売が開始した新型アイフォーン、XSとXS Maxだが、転売市場は定価割れ続出となった。22~23日付香港各紙によると、旺角の先達広場では買い取り価格が定価を上回ったのは各々の512GB搭載の機種のみ。しかし、XS Maxは500~1000ドルの上乗せで買い取られたものの、XSは1~100ドルと、かろうじてプラスに転じただけ。それ以外の機種は総じて値崩れしており、一番安く買い取られたのはXSの64GBで、定価8599ドルのところを299ドル引きで引き取られた。安値の原因として、先の「X」から大きく変わっていないこと、初期の供給量が十分だったことなどを挙げる声もあるが、先達広場にある店の店主は「Maxの512GBは反応がよかったがそれも中秋節までだろう。市場が飽和して投機対象としてのアイフォーンは終わったのではないか」と分析している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180919_13565/

Share