香港民主民生協進会(民協)の馮検基・元主席は9月19日、11月の立法会補欠選挙について、自決派の劉小麗氏が立候補資格を得られなかった場合は自身の出馬を検討することを明らかにした。20日付香港各紙によると、劉氏は自身が出馬資格を得られなかった場合は李卓人氏を代替候補に指名しており、馮氏はこれを批判していた。10月2日から立候補届け出が始まるのに向けて馮氏は「民主派の支持を受けた劉氏が出馬資格を得られなかった場合、出馬を検討する」と表明。劉氏が失った議席を奪還するため優先的に出馬するのには同意するが、代替候補は劉氏が指名するのではなく有権者が決めるべきと強調した。李氏は補選が行われる九龍西選挙区から出馬したことはなく、同エリアでの貢献も少ないのに比べ馮氏は九龍西で実績があるため「勝算は高い」という。馮氏が出馬するとしても民主派各団体の支持を得るのは難しいのではとの見方に対しては「勝敗を決めるのは有権者であり、民主派各団体ではない」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180917_13530/