青年新政の游氏、米紙に「香港独立」寄稿【香港―政治】

立法会議員資格を喪失した青年新政の游●禎氏は先ごろ米紙『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿し「香港独立」を宣揚した。9月19日付香港各紙によると、寄稿は「香港民主の死」と題し、「中国は国家安全ツールを通じて香港の各階層でコントロールを強化し、多くの社会運動家が収監されている」と指摘。自身も立法会の会議場に突入して宣誓を強行しようとしたため禁固4週間となったことを挙げた。さらに「香港は中国から離脱して初めて真の民主と自由を享受できる」と主張した。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長はこれについて「似たような香港独立の論調は過去にも米国メディアに掲載されたが、国際社会への影響力は見当たらない。ただし米国のある政治勢力がこの機に乗じて香港問題で行動を起こし、1国2制度の正常な運営に干渉するかもしれない」と懸念。また国際社会で「香港独立」への支持を求めても、メリットがないので支持する国はないと指摘した。【●=草かんむりに惠】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180906_13187/

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