19日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.90ポイント(1.14%)高の2730.85ポイントと続伸し、約2週間ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、32.38ポイント(1.15%)高の2859.84ポイントで取引を終えた。中国の政策期待が広がる。2019年1月1日付で改正される「個人所得税法」では、住宅ローン金利などが所得から控除される見通しだ。元安懸念の後退もポジティブ。李克強・首相は19日、天津で開催中の夏季ダボス会議で講演し、「人民元の下落は弊害が大きい」と述べ、人民元安を望まない姿勢を明確にした。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180919_13553/