香港警察のトップ、引き継ぎ考慮で任期を延長【香港―政治】

香港特区政府は9月13日、11月19日に定年を迎える香港警務処の盧偉聡・処長の任期を1年延長すると発表した。9月14日付香港各紙によると、警務処長の下には「行動部門」「管理部門」を束ねる警務副処長がそれぞれ1人ずついるが、そのうち行動部門の副処長が次期処長になることが1997年以降は慣例となっている。しかし、現在の行動部門の劉業成・副処長は今年11月に定年を迎えることから次期処長に昇格することはできず、盧処長の任期を来年11月18日まで延長し、次世代にスムーズに引き継ぎしたい考えだという。劉副処長が11月に退任した後、11月24日に行動処の●炳強・処長が警務副処長に昇格する見込み。その後は、来年11月18日の盧警務処長の退任にともない、●行動処長が警務処長に昇格し、警察のトップになるものとみられている。ちなみに、管理部門の趙慧賢・警務副処長は香港警察の歴史上で、最も高い職位に就いた女性警察官で、2017年に女性初の警務副処長となったが、来年定年する予定という。【●=登におおざと】https://www.hkpost.com.hk/20180524_10599/

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