香港でも新型アイフォーン、Ｘ（テン）ＳとＸＳ Ｍａｘの予約受け付けが９月１４日から始まった。同日付香港各紙によると、価格はストレージ容量によって異なり、ＸＳが８５９９～１万１５９９ドル、ＸＳ Ｍａｘが９４９９～１万２４９９ドルとなっている。今回の新型アイフォーンの目玉はデュアルＳＩＭ（ＤＳ）だが、なかでも香港版および中国本土版のＸＳ Ｍａｘと後日発売のＸＲの特徴は物理デュアルＳＩＭだ。他国版のようにｅＳＩＭと物理ＳＩＭという組み合わせではないため、需要が高く品薄が予想される。ただ、転売市場は意外に冷ややかだ。旺角・先達広場の流動帝国の店主は「定価が高すぎて利幅が少ない上に買い取りのための現金の用意が難しい」と消極的で、同じ先達広場のＧワールド店主も「需要はあると思うが価格が高すぎる。販売初日の香港と本土の出荷量を見ないと何とも言えない」と話す。一方、日本では大手キャリアがｅＳＩＭへの正式な対応をまだ表明していないこともあり、物理ＤＳに対する需要は高く、香港版が人気を呼びそうだ。ちなみにＸＲの予約受け付けは１０月１９日から。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171107_4915/
