香港日本人倶楽部で9月12日、若柳智香・若柳流「香の会」会主に対し平成30年度外務大臣表彰伝達式が行われた。今回の表彰は若柳氏が約20年にわたり日本と香港の友好親善と相互理解の促進、文化交流に果たしてきた多大な功績が評価されたもの。若柳氏は1999年に香港で唯一の日本舞踊団となる若柳流「香の会」を創設し、代表として100人を超える生徒を指導。2016年には香港人4人を含む7人の「名取」を輩出するなど、香港における日本舞踊教育、普及に尽力してきた。2007年からは毎年「若柳流「香の会」日本舞踊公演」を開催し、2014、18年には日本から若柳流・四世家元・若柳壽延(じゅえん)氏を招くなど、香港において「日本の伝統美」に触れる機会を提供、対日関心、理解の促進に大きく寄与している。若柳氏は「日本舞踊は生きる力であり人生そのもの。今後も芸を磨き、舞台芸術の美を伝えていく使命を全うしたい」と意欲を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180911_13337/