食物環境衛生署は9月12日、最新の蚊の繁殖指数を発表した。今年はこれまでにデング熱の香港域内感染が29件確認されるなど流行が不安視され、月に1回の発表では遅いとの批判を受けて、9月から月の上旬と下旬の2回に分けて指数を発表することになった。12日に発表された9月上旬の指数は香港域内57カ所の観測地点のうち5カ所(大囲、馬鞍山、湾仔、北角、柴湾西)。このうち最も高かったのは大囲の11.5%だった。例年よりも感染者数が多くなっているデング熱の香港域内感染は、9月4日以降新たな感染者数は出ておらず、29人を維持している。最大の感染源となった獅子山公園は8月17日から閉鎖されているが、30日後に再開される見込みという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180822_12836/