民主派団体の民間人権陣線は9月11日、国慶節(建国記念日)に開催するデモ行進について記者会見を行った。12日付香港各紙によると、国慶節デモは10月1日午後2時から銅鑼湾東角道に集合して3時に出発、特区政府本庁舎前まで行進する。警察には参加者2000人で申請している。今年のテーマは「拒絶危城(危険な街を拒絶する)」。民間人権陣線の葉志衍・召集人は、まだ解決していないMTR沙中線の問題で政府に抗議するとともに基本法23条に基づく立法への不満を表明すると説明した。沙中線問題は政府に責任があるとして運輸及房屋局の陳帆・局長の辞任を要求するほか、「香港独立」宣揚を受けて親政府派から23条に基づく立法着手の要求が高まる中で「安全な国家がなければ国家の安全は語れない」をスローガンに立法反対を訴えるという。昨今、社会ムードが落ち着いて来たことから参加者は少ないのではとの問いに対し、葉氏は「参加者数が何人だろうと引き続き開催する」と回答。記者会見には11月の立法会補欠選挙に立候補する予定の劉小麗氏も出席した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180912_13427/