12日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比77.51ポイント(0.29%)安の26345.04ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が94.39ポイント(0.91%)安の10238.77ポイントとそろって6日続落した。ハンセン指数は約1年2カ月ぶりの安値を切り下げている。売買代金は948億4000万香港ドルにやや拡大した(11日の売買代金は845億2500万香港ドル)。米中貿易戦争の激化を懸念。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象に追加関税25%を課す)が発動されるとの見方が強まるなか、中国景気の下振れリスクが意識された。追加関税による輸出減などの影響で、失業者が大幅に増加するとの観測も流れている。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180912_13419/