旧啓徳空港跡地の再開発地区に小児専門病院が開院することがわかった。9月7日付香港各紙によると、これは香港医院管理局(HA)が明らかにしたもので、病院の名称は「香港児童医院」。開院日は12月28日だが、当初は通院患者の診療のみで、入院診療は年明けからの受け入れになるという。通院患者もウェールズ親王医院やマーガレット医院など他院からの転院で、新医院の近隣に住む腎臓病や小児癌患者が優先される見込みだ。なお、この医院の最大の特徴は入院着。慣れない病院での生活にストレスを感じる子供は多く、リラックスしてもらうためにと香港ディズニーランドと協力し、ディズニーのキャラクターを配したカラフルな専用の入院着が男女で各々3種類、緑とピンクの色違いで用意されている。これは香港ディズニーから病院側に無償提供されるもので、向こう5年間分の2万6000着(410万ドル相当)が寄付として贈られるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180307_7621/