11月の立法会補選、馮検基氏が出馬を示唆【香港―政治】

11月25日に行われる立法会九龍西選挙区の補欠選挙について、香港民主民生協進会(民協)の元主席である馮検基氏が立候補する可能性を示唆した。9月6日付香港各紙によると、民協を離党したばかりの馮氏は5日、メディアとの懇談会を開き、あらためて民主派に予備選挙の実施を呼び掛けた。馮氏は候補者の調整を行う民主動力が劉小麗氏の出馬を支持していることに対し「欽定特権、威権主義の復活だ」と批判。さらに「民主派が予備選挙を経ず最終的に李卓人氏をBプランとするならば、再度、自分の役割、位置付け、やり方を考え行動する」と述べ、暗に出馬する可能性があることを示した。馮氏が独自に出馬した場合は民主派の票が割れるとみられている。香港中文大学の蔡子強・講師は「ひとたび馮氏が参戦すれば地域で30年余りの経験があり、多くの人が彼に投じる」とみており、当選しないとしても民主派と親政府派の票差を縮めることにはなると指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180806_12466/

 

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