福田康夫・元首相が9月25日に香港で開催される「粤港澳大湾区青年節―最大規模的書法課」に出席するもようだ。5日付香港各紙によると、同イベントは粤港澳大湾区青年総会が主催し、亜洲国際博覧館で開催。3000人の若者が参加し共同作業を通じて儒家思想に関連した文字の書を完成させ、世界記録に挑戦する。今年は日中平和友好条約締結40周年に当たるため、福田元首相が主賓として出席し「和」の文字を揮毫する。日中平和友好条約が調印された1978年に首相を務めていたのは福田元首相の父である福田赳夫氏である。福田元首相は先に「一帯一路」戦略への支持を表明しており、粤港澳大湾区の発展も支持しているとみられる。イベントには粤港澳大湾区内の150余りの青年組織や、中国本土から56民族の代表が参加。香港の歌手で母親が雲南省大理の出身である方力申氏も大理の民族衣装を身にまとって出席するという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180831_13061/