ブラザー工業株式会社のマシナリー事業の生産拠点である兄弟機械(西安)有限公司(西安工場)が、ブラザーグループで初めて一般社団法人日本能率協会の「2018年度(第8回)GOOD FACTORY賞」を受賞した。「GOOD FACTORY賞」は、日本およびアジア地域で工場の生産性向上、品質向上をはじめさまざまな体質革新活動へ取り組んでいる事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く人々の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として表彰する制度。西安工場は、4つある表彰カテゴリーのうち、「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞した。審査員から以下の点が特に高く評価されたことが受賞につながった。ナショナルスタッフ(中国現地スタッフ)が中心となったスキル向上のための自主的な勉強会の企画・展開、組織を越えた積極的なノウハウの共有、職場内の小集団で行う業務改善活動「QC活動」などが行われている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170725_2290/