有線寛頻（ｉ―ＣＡＢＬＥ）は９月３日、中国移動香港と戦略的協力契約を交わし、通信・マルチメディアコンテンツの分野で提携すると発表した。４日付香港各紙によると、協力内容は有線寛頻が中国移動香港に対して傘下の有線電視（ケーブルＴＶ）のコンテンツを提供するとともに、光ファイバー網を中国移動香港に貸し出すというもの。マルチメディアコンテンツ協力の第１段階では、中国移動香港のモバイルユーザーがアプリのＵＴＶを通じて有線電視の３つのチャンネル（新聞台、財経資訊台、娯楽台）を視聴できるようにする。将来的にはより多くのコンテンツで協力を模索するという。契約期間は２０年で、さらに５年間延長も可能。契約は独占的なものではないため、有線寛頻のＭ＆Ａ活動には支障を来さない。戦略的協力の情報を受けて３日の有線寛頻の株価は一時１０２．２５％上昇し、終値は前日比２．０２倍の０．１８ドルだった。中国移動の株価も同２．１５倍で引けた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170512_9131/
