29日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.69ポイント(0.31%)安の2769.29ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、9.10ポイント(0.31%)安の2900.13ポイントで取引を終えている。米中貿易摩擦の警戒感がくすぶる状況。米中交渉についてトランプ米大統領が27日、「今は適した時期ではない」と述べるなか、交渉が長期化するとの見方が強まっている。米国は23日、中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第2弾を発動(中国側も同規模の報復関税を発動)。制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当に10%の追加関税を課す新たな追加関税)に関しては、9月にも発動されるとの観測が流れている。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180829_13009/