特区政府は8月23日、広州―香港間高速鉄道香港区間が9月23日に開通すると正式に発表した。8月24日付香港各紙によると、特区政府運輸及房屋局の陳帆・局長は記者会見で高速鉄道の開通日を発表。開通後は中国本土の44駅(短距離6駅、長距離38駅)に乗り入れる。乗り入れ駅は本土側との交渉を経て先に発表されていた18駅(短距離4駅、長距離14駅)から倍以上に増えた。繁忙期の1日の運行本数は短距離114往復、長距離13往復となる。特区政府と香港鉄路(MTRC)、九広鉄路(KCRC)の3者は4つの契約を交わし、政府は全額出資のKCRCに高速鉄道の土地などの資産を与え、KCRCはMTRCに10年の経営権を与える。MTRCは経営期間に実際の利用者数に基づく計算でKCRCに経営権費用を支払うこととし、保守的に見積もっても27億ドルを超える見込みだ。実際の利用者数と予測との差が15%以内ならばすべての利益または損失はMTRCに属し、15%を超えた場合はMTRCが30%、KCRCが70%を獲得または負担することとなる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180823_12894/