最近はフードロス問題が注視されているが、昨年香港では227万個の月餅が余ってしまい、1人当たりでは2.27個余ったことになるという。8月24日付香港各紙によると、食物回収団体の食徳好が今年7~8月にインターネットを通じて、38企業・団体と一般家庭324世帯を対象に月餅ギフトに関するアンケート調査を行った。その結果、一般家庭では回答者の60%以上がもらったあるいは自分で購入した月餅は1~2個だと回答。また、余った月餅のうち半分以上を友人にあげていて、その原因は月餅をもらい過ぎたためと答えた。一般家庭の20%が余った月餅を廃棄すると答えたことから、香港の100万世帯が月餅を廃棄した場合、少なく見積もっても昨年は43万個がゴミになったと推算できる。一方、企業・団体では回答者の65%が取引先や提携先から月餅ギフトをもらったと回答。80%がもらった月餅を職員や家族にあげたと答えた。27%が今年も月餅ギフトを贈ると考えているものの、回答者の50%以上が月餅は欲しくないという。は9月24日に中秋節を迎える。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=12761