香港民族党、米大統領に香港への制裁要求【香港―政治】

国務院外交部は8月21日、香港民族党の陳浩天・召集人が米国に香港への制裁を求めたことを非難した。22日付香港各紙によると、陳氏は18日、米国のトランプ大統領に公開書簡を送り、米政府に「米国―香港政策法」の下での香港の特殊な地位を取り消すとともに香港と中国の世界貿易機関(WTO)からの除名を推進することを要求した。同様の書簡は昨年の2月と8月にも送っていた。これに対し外交部は「公開書簡は事実を歪曲し、外部勢力と結託して中国に敵対し香港を混乱させる狙いを十分露呈した」と強く批判した。林鄭月娥・行政長官も21日の記者会見で「陳氏の行為は不適切で、おそらく大衆の強烈な不満や怒りが分かっていない。1国2制度を支持するかしないかにかかわらず、香港に居住するいかなる者も香港の利益を念頭に置くべき。理性的な香港人はみなこのような行為に同意するとは思えない」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180816_12645/

Share