『大公報』は8月18~21日、最新の機密資料を基に2014年の「セントラル占拠行動」の内幕についてシリーズで報じた。同紙は公民党創設メンバーの鄭宇碩氏が率いる「真普選連盟」「華人民主書院」「民主動力」の内部メールや会議記録を入手。2012年11月~14年6月に『りんご日報』の黎智英・元社長の補佐であるマーク・サイモン氏と鄭氏の間で46通のメールが往来し、12年末に黎氏が25万ドルを民主動力に献金したことなどが分かった。12年4月に華人民主書院の王興中・董事が鄭氏に送ったメールでは全米民主主義基金(NED)への申請が承認され4万5000米ドルの援助が得られたことが明らかになっている。華人民主書院は13年6月17日、鄭氏や董事らに18日のセントラル占拠発起人の戴耀廷氏との面会を通知。19日にはメールで董事らに非暴力抗争訓練計画の資料が送られた。同計画は少なくとも360人に抗争訓練を受けさせるもので、台湾と米国への渡航・宿泊費用が予算に含まれていた。13年7月に華人民主書院が董事らに送ったメールでは台湾での訓練合宿の準備に触れており、占拠行動の学生リーダーや本土民主前線、学生独立連盟のメンバーらはその参加者となっていた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180725_12106/