17日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.23ポイント(1.34%)安の2668.97ポイントと5日続落した。約2年7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。上海A株指数も下落し、38.00ポイント(1.34%)安の2794.91ポイントで取引を終えた。中国景気の先行き不安がくすぶる状況。幅広い銘柄に売りが広がっている。これまでに公表された中国経済指標では、消費や投資の減速が鮮明化し、中国経済の鈍化が示唆された。米中貿易摩擦の警戒感がやや薄れるなかで買いが先行したものの、上値は重く、指数は中盤から下げに転じている。上海総合指数は一時2665.59ポイントまで下落し、2015年の人民元実質切り下げ後安値(2016年1月27日の2638ポイント)に接近した。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180817_12650/