英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による2018年「世界で最も住みやすい都市」のランキング調査で、香港は前年の45位から10ランク上昇して35位となったことが分かった。8月15日付香港各紙によると上位3位は、ウィーンが7年連続トップだったメルボルンを抜いて1位に。2位はメルボルン、3位は大阪だ。香港は17年にシンガポールに抜かれたものの、今年は37位のシンガポールを上回った。香港は、13年と14年は31位だったが、翌15年は14年に発生した「セントラル占拠行動」の影響を受けて評価が下降し46位となった。16年も43位、17年は45位だったが、今年は一気に評価が回復した。この調査は世界140都市を対象とし、社会の安定、医療、文化環境、教育、インフラの5大指標で評価したもので、グローバル企業が駐在員の待遇を決める客観的な目安を提供する目的で行われているため、必ずしも現地の人にとっての住みやすさの評価ではない。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170818_2838/