CBREが発表した「グローバルプライムオフィス賃貸コスト」調査のレポートによると、香港(セントラル)が引き続き世界で最もオフィス賃貸コストが高いマーケットという結果になった。賃貸コストでトップとなった香港(セントラル)の年間総賃貸コストは1平方フィート当たり307米ドル。これに、2位のロンドン(ウエストエンド)が235米ドル、3位は北京(金融街)で201米ドル、次いで香港(九龍)の190米ドル、北京(CBD)の189米ドルと続いている。なお東京は171米ドルで、前回調査からワンランクダウンの8位となった。グローバルプライムオフィス賃貸コストは、各国主要都市のプライムオフィスの賃貸コストを、賃料や各地域の税金、共益費などを加味して推計したもの。全体では前年同期比2.4%の上昇となった。地域別では米州が同+3.2%、EMEA(欧州・中東・アフリカ)が同+2%、APAC(アジア太平洋地域)が同+1.7%となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180419_8973/