ランタオ島東に九龍半島の半分の土地を創出【香港―経済】

香港団結基金は8月7日、「強化東大嶼都会」と題する土地開発の研究リポートを発表した。8日付香港各紙によると、これは特区政府の発表した「香港2030+」に盛り込まれていたランタオ島東側を埋め立てる「東大嶼都会」計画の強化版。香港島とランタオ島の間の海域で大規模な埋め立てを行い2200ヘクタールの土地を創出するもので、政府の提案する1000ヘクタールの1.2倍、その面積は九龍半島(4700ヘクタール)の約半分に相当する。埋め立て地の28~32%に当たる620~700ヘクタールを住宅開発に充て、25万~40万戸の住宅を供給。70万~110万人が居住できることとなる。公共住宅と民間開発の割合は7対3とする。そのほか12~21%の460ヘクタールは経済用地で、教育、クリーエティブ、会議・展示会、医療、科学技術の5大産業を振興する。3本の鉄道でケネディータウン、美浮、屯門南とを結び、セントラルまでの所要時間は15分となる見込みだ。第1段階は2029年、第2段階は32年の完成を目指す。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180430_9837/

Share