一般的にホームレスと思われていたいわゆる「マック難民」だが、7割以上が最低限の住まいはあることがわかった。8月6日付香港各紙によると、これは太平山青年商会のリポートで判明したもの。香港内116店舗の24時間営業のマクドナルドで寝泊まりしているマック難民の総数は334人で、アンケート調査が行われたのはそのうちの53人。年齢層では45歳以上が多数派で全体の7割を占め、最年少は19歳だという。71%は公共住宅や極狭アパートなど実際には住むところがあり、それにもかかわらずマクドナルドに滞在する理由としては「無料の冷房」や「清潔さ」が挙げられている。アンケートの回答には「極狭アパートでは家主から1キロワット時につき16ドル程度の電気代を請求される」「無料で水も飲めて南京虫の心配もないマクドナルドは天国だ」という声もあった。意外にも無職ばかりでなく、57%はワーキングプアながら何らかの職業についているようだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180411_8402/