不動産市場の活況が続くなか、不動産代理ライセンス所持者が５カ月連続で増加していることが分かった。８月２日付香港各紙によると、不動産代理業を監督管理する地産代理監管局が発表した統計で、今年７月時点で不動産代理ライセンスを持つ個人は３万９５７７人となり、６月の３万９２９８人に比べ２７９人（０．７％）増加。今年２月以降５カ月連続で増加し、累積では１０００人以上（２．７％）増えたこととなる。昨年同期に比べると、１５３５人（４．０％）の増加だ。土地註冊処の統計によると今年７月の不動産売買成約数は８４４８件だったことから、平均すると１つの物件をエージェント４．７人で競合することになり、市場競争の激化を反映している。地産代理監管局はかねて不動産代理ライセンス試験の難度を高めるとの意向を示しており、そうなればエージェントの増加は今後緩慢化する可能性がある。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15586
