6月の観光統計、来港者数は12.8%増【香港―経済】

香港政府観光局(HKTB)が先ごろ発表した観光統計によると、2018年6月の来港者数は前年同月比12.8%増の延べ474万1779人だった。うち中国本土からの旅行者は前年同月比17.3%増の延べ363万4089人。伸びが目立ったのがロシアで、同19.5%増の1万773人だった。日本からの旅行者は同7.9%増の9万3742人だった。本土以外の短距離市場は同0.2%減、長距離市場は同1.1%増、新市場は同0.1%減だった。一方、上半期(1~6月)の来港者数は、重症急性呼吸器症候群(SARS)流行の影響を受けた2003年以降では最も多くなったことが分かった。1~6月の来港者数は前年同期比10.1%増の延べ3060万6039人、うち本土からの旅行者は同13.4%増の延べ2368万8868人、日本からの旅行者は同5.7%増の延べ61万6051人に達した。また、1~6月の来港者のうち宿泊客は同6.2%増の1385万6000人で、平均消費額は同7%増の6700ドルだった。今年通年の来港者数は6000万人を超える見込みであるものの、下半期の伸びは緩慢化するとの見方が大勢だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180704_11512/

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