立法会、「長毛」に議員報酬返納求め訴訟【香港―政治】

立法会行政管理委員会は先ごろ、議員資格を喪失した社会民主連線(社民連)の梁国雄氏(長毛)に議員報酬などの返納を求める訴えを高等法院(高等裁判所)で起こした。7月31日付香港各紙によると、立法会行政管理委員会は4月18日、就任宣誓をめぐる問題で議員資格を喪失した4人に求めていた議員報酬などの全額返納を放棄し、昨年7月14日以降の事務所運営経費の仮払金である計101万ドル(各人19万~31万ドル)や備品・設備の返納だけで済ませると決定した。だが4人のうち梁氏だけがこの提案に回答しておらず、返納もしていなかった。このため行政管理委は今年5月、議員報酬などの全額275万ドルに金利23万3000ドルを合わせた298万ドルの返納を求め法的手段を取ることを決め、7月に入ってから正式に提訴した。梁氏は5月、行政管理委は議員資格喪失をめぐる裁判が決着してから報酬返納を要求すべきと表明し、行政管理委が返納に固執するのは彼を「破産させることと政治的な目的がある」と指摘しており、今回の動きにはコメントしていない。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180629_11478/

 

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