米中貿易摩擦によって香港と中国本土の株式市場は圧力を受け、強制積立年金(MPF)の運用にも影響が表れている。7月31日付香港各紙によると、25日の康宏MPF総合指数は234.3ポイントで、前月比1.05%上昇。ただし年初に比べると0.86%下落した。昨年末現在の加入者数が419万人であることから計算すると、今年に入ってから1人当たり約1937ドルの損失となる。7月の株式指数は前月比1.24%上昇の254.36ポイントだったが、年初に比べると1.02%下落となっている。中でも香港株ファンドが前月比0.46%下落、年初に比べると2.04%下落と最も落ちんでいる。米国株ファンドは最もパフォーマンスが良く、前月比4.53%上昇、年初に比べると7.23%上昇した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180212_7137/