長実集団は7月30日、セントラルのオフィスビル「和記大廈」の再開発を発表した。31日付香港各紙によると、和記大廈はセントラル夏愨道10号に位置し、23階建てで築44年となる。再開発計画は来年から策定を始めるが、4年後の2023年に約41階建てのオフィスビルとなる見通しだ。改築後の総床面積は約49万平方フィートで、現在の50万3700平方フィートからやや減少。現在5台分しかない駐車場が185内分に拡張される。アナリストの予測では、和記大廈の賃貸料(1平方フィート/月)は現在の約80ドルから改築後は160ドル以上に引き上げられ、さらには250ドルの水準にも達するとみている。2015年の同ビル全体の資産価値は77億ドルだったが、改築後は630億ドルに膨れ上がることも見込まれている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171011_4250/