株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントはこの度、2018年第2四半期のアジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向を纏めました。中国(上海・広州)ではハイテク関連、ITサービス、設備、ロボットや、自動車関連企業の採用意欲が依然高い状態が続いている。特に半導体関連の人材は40万人も不足しているともいわれており、新卒時から高額の初任給で優秀な学生を採用する企業が増えている。ZTE社が通信機器の不正輸出で米国から制裁を受けたケースもあり、中国政府は半導体IC、チップ領域への投資を加速させ国内開発を進めている。それに伴い、日系の関連企業からの求人も増加傾向。この領域に限っては募集時の給与も高額になり、人材採用の競争が激しくなっている。今年、広州市も「IAB(次世代IT、AI、バイオ医薬)」産業の発展を加速する目的で5カ年行動計画を発表。AIを活用したコネクテッドカーや社会インフラレベルまで世界レベルの技術を持つ企業が研究開発を加速させている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180430_9827/