9月に開通予定となっている広州―香港間高速鉄道では、出入境手続きや乗客の荷物のセキュリティーチェックが必要となるため、列車に乗り遅れないように時間の余裕を持つべきだという。7月26日付香港各紙によると、香港鉄路(MTRC)は7月25日に西九龍駅内の施設をメディア向けに公開し、乗車の手順などを説明した。乗客は乗車券を購入後、まずは保安員に乗車券と回郷証やパスポートなどの必要書類を提示してから改札を通過し、その後セキュリティーチェックへ向かう。構内にはX線検査機が15台完備。そこでチェックを済ませたらエスカレーターかエレベーターで出境ロビーへ行き、出境手続きおよび中国への入境手続きを行うという流れだ。セキュリティーチェックや出入境手続きにどのくらいの時間がかかるかはまだ分からないため、乗客はどのくらい前に改札を通過しないといけないのかについて明言はなかったものの、香港鉄路では時間に余裕を持って行動するよう呼び掛けている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180711_11734/