選挙管理委員会は7月23日、来年行われる区議会議員選挙の公開諮問を開始し、議席の増加などを提案した。24日付香港各紙によると、これは香港域内18区の各区議会の議員を選出するもので、4年ごとに改選が行われる。2019年の区議会選では新たに21議席加わり計452議席となる。さらに128選挙区で区画が変更され、元朗が最も多い17選挙区となり、議席も4議席増える。民主派の現職区議会議員の多くは自身の選挙区から支持率の高い団地が抜けて、親政府派が優勢な選挙区に組み込まれることで民主派に不利となると批判している。選管の馮●・主席は「各選挙区の人口は標準人口基数(1万6599人)のプラスマイナス25%以内でなくてはならず、現在6選挙区が標準人口基数から100%以上増えていた」と説明し、政治的要素は考慮していないと強調した。公開諮問は8月21日で締め切られる。【●=馬へんに華】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180628_11456/