特区政府統計処が7月23日に発表した2018年6月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比2.4%で、5月の伸び率2.1%に比べ拡大した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は同2.7%で、5月の伸び率2.4%を上回った。6月の基本物価上昇率が上昇したのは、主に旅行費用と民営住宅の家賃、海水魚の上げ幅が大きくなったことが要因である。CPI伸び率は項目別では、食品(外食含まず)が同5.2%、水道・光熱費が同3.8%、衣類・履物が同3.6%、外食が同3.0%、住宅が同2.1%、交通費が同2.0%、その他サービスが同1.7%、その他商品と酒・たばこが同1.4%、それぞれ上昇した。一方、耐久財が同2.1%下降した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180622_11352/